あれ、この2作品…似てる!? アニメ好きなら絶対気づく「ざつ旅」と「ゆるキャン△」のヤバい共通点!
「なんか、空気感が似てない?」
「気がついたら癒されてる…けど、心の奥まで突き刺さってる…!」
——そんな感想を抱いたアニメファン、多いはずです。『ざつ旅 -That’s Journey-』と『ゆるキャン△』。どちらも“旅”をテーマにしてるけど、スタイルはまったく違う。なのに、なのに……!
観てると不思議と通じ合う「ゆるさ」と「旅の尊さ」、そして“人生って、こんなもんでいいのかも”って思わせてくれる魔法のような雰囲気。
そしてアニメオタクとして声を大にして言いたい。
このふたつ、見比べるとめちゃくちゃ面白い!!!
この記事では、アニメファン視点で徹底的にこのふたつの共通点&違いを掘り下げていきます。作者や声優陣の旅愛から、実は共通して影響を受けてる(!?)あの伝説のバラエティ『水曜どうでしょう』との関係まで——
「旅アニメって、こんなに熱かったのか!」と驚くこと間違いなしです。
それでは、心ゆるめて、でも情熱は燃やしながら。
“ざつ”で“ゆるい”旅に出発しましょう!
- 『ざつ旅』と『ゆるキャン△』の共通点と違いがわかる
- 作者や声優陣が作品に込めた“旅愛”の背景を知れる
- “水曜どうでしょう”との意外なリンクに気づける
第1章|まずは作品紹介!「ざつ旅」と「ゆるキャン△」はどんなアニメ?
ざつ旅:ひとりで、ふらりと、SNSの声に導かれて
まずは『ざつ旅 -That’s Journey-』から。
この作品、ひと言でいうと「現代版“行き当たりばったり旅”×自分探し」。
主人公・鈴ヶ森ちかは、売れない漫画家。ある日、担当編集にネームをボツにされ、「もうダメだー!」とSNSに旅先アンケートを投げて、衝動的に旅に出ちゃうんです。
もうね、最初からテンポが最高。即興感MAX。まさに“ざつ”!
でもね、その“ざつ”さの中に、妙なリアリティと温かさがあるんです。
行き先で出会う人、風景、予想外のトラブル。そして旅の中でちょっとずつ自分と向き合っていくちかの姿に、「ああ、私もこんな旅してみたい」ってなる。
現実逃避が、いつしか“自分の輪郭”を取り戻す旅になる——そんな物語。
ゆるキャン△:まったり、のんびり、でも心が熱くなるキャンプ旅
そして我らが癒し系アニメの代表作、『ゆるキャン△』!
この作品、初見で「キャンプアニメでしょ?」とナメたら最後、沼に落ちます。
主人公・志摩リンと各務原なでしこを中心に展開する、“冬のキャンプ”を舞台にした青春ストーリー。
ソロキャン、グルキャン、おやつタイム。
何気ない日常が、焚き火の火みたいにじんわりと胸に染みてくる。
「夜のキャンプ場で黙って景色を眺める」——それだけで泣けるくらい、キャラクターたちの心の成長が丁寧に描かれてるんです。
しかも、ごはんが毎回“飯テロ級”。見終わったあと絶対お鍋したくなるやつ。
この2作品、表面だけ見ると「旅」と「キャンプ」で違うように見えるけど、どっちも“ひとり”と“誰か”の間で揺れる感情を描いてるって点で、まさに“同じ温度”なんですよね。
第2章|見てると絶対気づく!キャラの空気感が「めっちゃ似てる!」理由
あの“無言の間”とリアクションの妙|キャラたちの“空気感”に注目!
『ざつ旅』と『ゆるキャン△』を見比べてると、ふと気づくことがあります。
それは——キャラたちの“間”の使い方が、めちゃくちゃ似てるということ。
『ざつ旅』のちかは、思い立ったらすぐ動くけど、ふとした瞬間に立ち止まって空を見上げたり、独り言でぽつりと心情を漏らしたりします。
その「……うん、まぁいいか」の間(ま)が、すごくリアルで、“無理してない人間らしさ”がにじみ出てるんです。
『ゆるキャン△』のリンも同じ。表情が大きく変わらなくても、風に吹かれる後ろ姿、焚き火を見つめる無言の横顔……
喋らなくても感情が伝わってくるシーンが多くて、逆にグッとくる。
この“空気感”の絶妙さ、アニメとしてはめちゃくちゃ難易度高いんですよ。でも、両作品ともこれを“ゆるさ”の中に宿らせてる。
だから癒されるし、見終わったあと「静かに泣ける」のです。
ゆるっと見えて、内面はめちゃエモいキャラ設定の共通項
さらに深堀りすると、この2作品のキャラたち、“表面ゆるキャラ、中身エモ爆弾”なんです。
ちかは、ギャグっぽいテンションで旅してるようで、実は「自分には何もない」と思い込んでて、漫画家としても人としても迷走してる。
リンもまた、ソロキャンが好きな“孤高の子”だけど、じつは孤独の中で誰かと関わるのが怖かったり、でもほんの少し距離を縮めたくて葛藤してる。
ね? ゆるい顔して、みんな爆弾抱えてんの。
しかもその描き方が、説明的じゃなくて、自然に伝わってくるから泣けるんですよね。
そう、この空気感とキャラの深みが、「あ、似てる…!」って感じる理由。
まるで、違う場所にいても、同じ風を感じてる人たちみたいな。
第3章|制作陣も気になる!作者や声優に“旅愛”を感じる説!
ざつ旅の作者・石坂ケンタ先生の“旅ガチ勢”エピソード
まず注目すべきは『ざつ旅』の作者・石坂ケンタ先生。
この方、作品の中でも「現地取材したんだろうなぁ…」と感じるほど、風景や空気の描写が細かい!
実際、先生は「作品に出す前に自分で旅する」ことを信条にしていて、
作品内に登場するスポットも、自分の足で歩いたリアルな旅路から選んでいるとのこと。
特にSNSで「ざつ旅 聖地巡礼」タグを見ていると、ファンの間でも「ここ、ほんとにある場所なんだ!」という感動が広がっていて、
この“リアリティの温度”が作品の魅力をさらに高めているのです。
ゆるキャン△のあfろ先生もやっぱりガチだった!
対する『ゆるキャン△』の作者・あfろ先生も、まさに“旅とアウトドアに愛された人”。
こちらも徹底した取材と実体験ベースで作品を描いているため、「キャンプ行ったことない人でも、今すぐ行ってみたくなる」説得力があるんです。
作品に出てくるキャンプ場や道具も、実際のものがモデル。
それだけじゃなく、「ご当地グルメが美味しそうすぎる問題」もすべて実体験由来とされていて、ほんとうに“生きた旅”が作品になってる感じ。
声優さんも旅好き&“どうでしょう藩士”だらけ!?
そして声優陣。ここにもまた、旅を愛する人たちが集結しています。
『ゆるキャン△』のリン役・東山奈央さんは、プライベートでも旅行好きで知られ、
聖地巡礼に行ったというエピソードも多数。
『ざつ旅』のちか役・花澤香菜さんも、以前「行き当たりばったり旅」をしていたことがあり、まさに“ざつ旅の化身”と話題に!
そして何より注目すべきは、両作に関わるスタッフ&キャストの中に、『水曜どうでしょう』ファン=“藩士”が多いこと!
アフレコ現場で“どうでしょう”ネタが飛び交っていたという裏話まであり、あの独特のテンション、ノリ、旅のカオス感がアニメに注がれているのも納得なんです。
第4章|もうこれ実質“どうでしょうアニメ”!?? サイコロ旅とセリフのオマージュが熱い!
ざつ旅の第一話から“どうでしょう”魂を感じる件
まず言いたい。ざつ旅、初っ端から“どうでしょう”臭がプンプンするんです!
第1話でちかが、SNSアンケートで行き先を決めて旅に出る…って、もう完全に「サイコロの旅」じゃん!!
さらにナレーションの雰囲気とか、「これは予測不能な展開になるやつだ…」ってワクワク感が、“どうでしょう”を観て育った世代にはビンビンに伝わるんですよ。
しかも移動中の電車内や、地元の人とのゆる〜いやりとり、その合間に挟まれる独り言モノローグ…
まるで“大泉洋とミスターの旅”が、アニメになったかのような雰囲気。
旅って、完璧な計画より「何が起こるかわからない不安定さ」のほうが面白い。
それを教えてくれた『水曜どうでしょう』の精神を、『ざつ旅』はしっかり受け継いでるんです。
「ここをキャンプ地とする」は“どうでしょう語録”の伝承か!?
さて『ゆるキャン△』。こちらも“どうでしょう”との不思議なシンクロがあるんですよ。
あの名セリフ、「ここをキャンプ地とする」。
これ、元ネタは完全に“藩士のバイブル”こと『水曜どうでしょう』の名台詞ですよね!?
初めて聞いた時、思わずガッツポーズしました。
「公式、わかってるやん…!」って。
しかもゆるキャン△の中で描かれる“ちょっとしたトラブル”や“地味に笑える移動シーン”、
なでしこのノーテンキさと、リンの冷静なツッコミのバランス…
これ、もう大泉洋&藤村Dの構図そのまんまじゃないですか!?
こうして見ていくと、『ざつ旅』も『ゆるキャン△』も、あの“旅のバラエティ感”をアニメに昇華させた奇跡の作品だと気づくんです。
「水曜どうでしょうが好きな人に観てほしいアニメ」って、まさにこの2本!
第5章|どっちも好きなあなたに贈る、「ざつ旅」×「ゆるキャン△」クロスレビュー!
ざつ旅:感情迷子な大人たちに響く、“逃げ旅”の尊さ
『ざつ旅』は、ただの「ゆるい一人旅」じゃないんです。
そこには“迷ってる自分”を肯定する物語が詰まってます。
売れない漫画家のちかが、行き当たりばったりで旅を重ねるうちに、
人と出会い、言葉を交わし、時に何も得られずに帰ってくる。
でもその“何もなさ”が、実はめちゃくちゃ大切だったりする。
「これでいいの?」って不安な自分を、旅がそっと受け止めてくれる。
それってもう、人生そのものじゃん…!
ゆるキャン△:青春のぬくもりに心が溶ける、“つながり旅”のやさしさ
一方の『ゆるキャン△』は、まさに“癒し”の宝石箱。
寒い夜にあったかいスープを飲むみたいに、観てるだけで心がほっとする。
でも、ただの“ほのぼの”だけじゃなくて、人と人の距離感の描き方が天才的なんです。
リンの「一人が好きだけど、誰かといるのも悪くない」って葛藤。
なでしこの「全部楽しい!」って無邪気さ。
それぞれの距離が、ちょっとずつ縮まっていく過程が、ほんっとに愛おしい…!
キャンプって、「誰かと共有する旅」でもある。
焚き火の火のように、小さくても確かな絆が灯る。
それをあれだけ自然に描いてるなんて……天才か!?
結論:このふたつ、両方観なきゃ損する!!
「ひとりでふらっと旅したい」って日もある。
「誰かとわいわい癒されたい」って夜もある。
その両方を叶えてくれるのが、『ざつ旅』と『ゆるキャン△』なんです!
共通点を探して観ると、面白さが100倍になるし、
逆に違いを比べて観ると、「旅って奥深いな…」ってなる。
旅アニメの魅力、ここに極まれり!
どっちも観た人だけが味わえる、“2作品の交差点”に宿る感情の贅沢さを、ぜひ味わってみてください!
まとめ|“推し旅アニメ”に出会うって、ちょっと人生が豊かになる。
旅に出たい。
でも現実には時間もお金もないし、ちょっと勇気も足りない。
そんなとき、アニメの旅が私たちの“心の代わりに”歩いてくれる。
『ざつ旅』は、ぐちゃぐちゃな感情を抱えたまま、それでも一歩を踏み出す“誰か”の背中を押してくれるアニメ。
『ゆるキャン△』は、日々の喧騒を一旦忘れて、「一緒にご飯でも食べようよ」って笑いかけてくれるアニメ。
どちらも、ただの“旅”じゃない。
画面の向こうで、自分の一部を代弁してくれるキャラクターたちの物語。
そしてその中には、観た人だけが持ち帰れる“風景”と“気持ち”があります。
どこか遠くの街。知らない駅のホーム。夜の静かなキャンプ場。
きっとこれからの日常の中で、ふとした瞬間に思い出すはず。
「ああ、私、あのアニメの旅が好きだったな」って。
そしていつか、本当に旅に出るその日が来たとき。
あなたの心の片隅に、ちかやリンたちの姿がそっと寄り添ってくれたら——
それはきっと、このアニメがくれた一番の“お土産”なのかもしれません。
- 『ざつ旅』と『ゆるキャン△』は“旅のゆるさ”でつながる作品
- 作者・声優ともに“リアル旅愛”にあふれた制作陣
- 『水曜どうでしょう』ファンも刺さるオマージュ多数!
- ひとり旅と仲間旅、それぞれの魅力を丁寧に描く構成
- 旅アニメがくれる“心の余白”を存分に味わえる
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